環境を学ぼう

環境を学ぶことは、私たちの暮らしを守ることにつながります

テレビのニュースやインターネット上では、毎日のように、環境にかかわる報道がされています。
でも、なぜ多くの情報が発信されているのでしょう。
ここでは、どうして環境への取り組みが必要なのか、持続可能な開発目標(SDGs)についての説明、
そして、首都高が行っている、様々な環境にやさしい取り組みをご紹介します。

なぜ環境への取り組みが
必要なのでしょうか

「気候変動」の大きな一因が、「地球温暖化」という大きな環境の変化と言われています。
世界では、多くの地域で巨大なハリケーンや山火事が起こっています。
日本も、経験したことのない豪雨や台風に襲われ、世界中で命にかかわる被害が多く発生しています。

永久凍土の融解(海面上昇)

生物多様性

森林・砂漠化

集中豪雨

世界全体が危機的状況にある昨今、こうした状況に対応するために、
何を知り、どのように取り組んでいけばよいのか、
私たちに求められている取り組みについて、一緒に考えていきましょう。

持続可能な開発目標(SDGs)について

「誰一人取り残さない」をスローガンに国連が掲げた国際目標。
2015年9月25日に採択され、持続可能な世界の実現に向けて、2030年までの達成目標を設定しています。

SDGsの2つのポイント

SDGs で重要なキーワードは「持続可能性」。
どのような状態が「持続可能」なのか、 そのための具体的な目標を確認していきましょう。

環境・社会・経済への包括的アプローチ

環境・社会・経済への包括的アプローチ

SDGsでは世界が抱える「環境」と「社会」、「経済」の課題をすべて同時に解決することを目指しています。持続可能な世界の実現にはどれひとつとして欠かせない要素です。

17の目標(ゴール)と169のターゲット

17の目標(ゴール)と169のターゲット

持続可能な世界を実現するために、2030年のあるべき姿である17の目標が定められています。また各目標を達成するために具体的な169のターゲット(達成基準)も設定されています。

首都高の環境への
取り組み

首都高は、より良い環境の実現と、地域社会との共生に向け、様々な取り組みを行っています。

昭和
50年~
60年代

A

都市間高速との接続と
沿線環境対策

中央道などの都市間高速道路との接続で交通量が大幅に増加したことで、首都高の沿道の環境問題も顕在化。遮音壁や環境施設帯などの沿道環境対策に取り組むようになりました。

平成
元年~
10年代

B

ネットワーク拡大と
都市景観

平成になり都市景観への関心の高まりから、ランドマークとなる長大橋の意匠デザインや、営業路線の高架橋の美装化といった、都市景観の向上にも取り組みました。

昭和
50年~
60年代

平成
元年~
10年代

平成
10年代~
20年代

平成
20年代~
現在

平成
10年代~
20年代

C

地域社会との共生などの
新たな取組み

沿道環境への配慮からトンネルによる新規路線の建設が進められました。また、生物多様性保全や省エネルギーなど、地域社会との共生に向けた新たな環境への取り組みを行っています。

平成
20年代~
現在

D

持続可能な
社会のために

首都高は、きめ細やかな点検・補修に取り組みつつ、長期にわたって健全に保つため、高速道路の更新事業を進め、環境負荷低減にも貢献していきます。

「首都高
カーボンニュートラル戦略」
の具体的な取り組みについて
見てみよう!